ゲーム会社の分類を知っておこう【コンシュマーとソーシャル/パブリッシャー?デベロッパー?とは何か】

ゲーム業界への就活

ゲーム会社に就職するときに、

その会社が業界の中でどういった立ち位置なのかは気になるポイントだと思います。

どういった分類の会社なのか知らずに面接に行くと失言することも…。

 

例えば、あの人気シリーズを作っている会社だと思っていたところが

実は販売をしているだけで開発はしていませんでした…。とか

★コンシュマーとソーシャル

まず、ゲーム会社といっても作っているジャンルで大きく2つに分かれます。

コンシュマーゲーム

家庭用ゲーム機を指します。

プレイステーションやswitch、Xboxなど、ゲーム専用機の業界です。

 

最近はいろんなタイトルが増えているので一概には言えませんが、

10時間~20重時間以上遊べるボリュームが

パッケージになってるゲーム(価格帯は5000~8000円程度)が主流です。

(今は、このパッケージにダウンロードコンテンツで利益を補う手法が増えてます。)

 

1つのゲームを作るためにかなりの時間を要します。

平均的には開発スタートからリリースまでに3年程度かかるといわれています。

そのため、途中でチーム内メンバーが入れ替わることも多いです。

ソーシャルゲーム

スマートフォンなどの端末で遊べる運営型ゲームを指します。

 

基本プレイ無料かつ、短いサイクルで遊びを繰り返すゲームサイクルになってます。

ゲームサイクルを継続するためにイベント定期的に開き、運営することが特徴です。

ビジネスモデルとしてはガチャやゲーム内アイテムへの課金が主です。

 

開発期間はコンシュマーよりは短いですがスマートフォンのスペックも上がり、求められるクオリティが徐々に上がってきています。

そのため開発に1年半、長くて2年かかることもあります

また、運営型のタイトルであるためリリース後も継続的なアップデートが必要になります。

補足

大きく分けると上記の2種になるのですが、

コンシュマー大手であろうとソーシャルゲームに手を出してますし、

ソーシャルゲームが主軸の会社もコンシュマーに力を入れようとする動きもあります。

 

また、上位以外にもオンラインゲーム市場、アーケードゲーム市場などもありますね。

上記を含め業界の形態は時代によって変わるものなので、

今は大きく2つ業界に分けられていると思った方がいいでしょう。

パブリッシャーとデベロッパー

※コンシュマーゲームをベースに記載しています。

パブリッシャー

企画から販売までを行っている会社です。

企画、制作、パッケージング、プロモーション、販売」をできる会社のことを指します。

 

代表的な会社は任天堂、スクウェア・エニックス、バンダイナムコ、コナミ、セガ、カプコン、コーエーテクモ、レベルファイブなど…大手企業が多いです。

 

各社、強力な自社IPを有しています。

(ファイナルファンタジー、ドラゴンクエスト、モンスターハンター、三国無双など…)

デベロッパー

ゲームを受託開発している会社です。

パブリッシャーからの依頼を受けて開発を行うことが主になります

時にはデベロッパー側から企画案をパブリッシャーに提案してタイトルが立ち上がることもあります。

 

代表的な会社はトーセ、ディンプス、エイティング、プラチナゲームズ、サイバーコネクト2など…。

 

デベロッパーにもいくつか種類があり、

3Dモデル専用の会社、プログラム専門の会社など多種多様です。

補足

パブリッシャーといっても状況は様々です。

デベロッパーでも小規模タイトルでパブリッシング事業に乗り出したり(プラチナゲームズ、CC2など)、

逆にパブリッシャーと言われている会社でも受託開発をすることもあります。

例えば、ドラゴンクエストヒーローズはスクエニが販売していますが、開発はコーエーテクモです。

そのため、単純な括りでは分類することはできないのです。

 

ソーシャルゲームでの事情

ソーシャルゲーム業界では

かつて多くの企業がパブリッシャーとして新規タイトルを発売してきました

開発費もコンシュマーよりも安く在庫リスクを抱える必要がなかったため参入しやすかったのです。

ですが、

今では一世代前のコンシュマーゲーム並みの開発費がかかるようになっています。

そのため多くの会社が倒産、撤退を余儀なくされています

また、パブリッシャーとして有名になった会社でも新規タイトルを生み出せず、コンシュマー大手と組んでデベロッパーとして開発しているところが殆どになってきました

 

一時期は、「バブル」のように一攫千金を得られる市場でしたが「バブル」は長くは続かないものです。

将来的なリスクリターンを考えて就職するときには、業種を選ぶ必要があるでしょう。

どちらが良いのか?

パブリッシャーとデベロッパーの関係

パブリッシャーからの依頼を受けて、デベロッパーは

決められた期日と予算でのゲーム開発をしなければなりません

守れなかった場合は違約金が発生することもあります。

給与面

パブリッシャーの方が給料は高いです。

構造上、パブリッシャーからの案件をデベロッパーが受託するのでそうなりやすいです。

全体平均では100万ほどの差があります。

経営面

パブリッシャーは大手が多く、有力なIPを保有しているため安定した収入を保てます

ですが、デベロッパーは受託がうまく続かなければ資金がつきやすいです

安定性を求めるのであればパブリッシャーを選んだ方が無難でしょう。

 

デベロッパーにもいろんな種類があります。

独自の技術や個性的なゲームを作る会社であればパブリッシャーから常に声が掛かります。

安定を求める方でも、そういった会社は視野に入れてもよいでしょう。

 

デベロッパーのメリットは薄い?

デベロッパーはやはりリスクが高いです。

ただ悪いことだけではなく、大手企業だと人数が多いので出世がしにくいですが、

デベロッパーになると規模が小さく出世へのルートへとたどり着きやすいです。

 

しかし、デベロッパー内でも向上心のある人はその会社である程度の

地位を上げて大手パブリッシャーに転職することが多いのが実情です。

 

私自身も初期はやりたいことは中々できませんでした。大きい会社は規模が大きく若手にチャンスが巡ってくるのには時間がかかります。動きやすい会社でリーダー経験を早く積むのも手なのです。

 


作りたいゲーム、やりたいことに合わせて選ぼう

大手パブリッシャーに入ったはいいけど、ずっとUIの企画をやらされている。

やりたかったIPがあったのに違うIPをやっている。

デベロッパーだったけど、あの大型タイトルの一部を作ることができた!

など思ったようにいかないものです。(運によるところも多い…)

 

やはり、モチベーションを保つためには大手とか中小とか関係なく

やりたいことが出来る会社を選択したほうが自分自身にとっての経験につながると思います。

 

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